【ハワード・シュルツ】スタバの事業は「人間ビジネス」

2019/11/5
コーヒーといえば、カップの底が見えるような薄いコーヒーが主流だった米国に、飲料店としてのスターバックスが登場したのは1987年のこと。それから30年で、店舗数は世界76カ国2万8000店舗に拡大。客単価500円程度で年間売上高2.5兆円を記録する巨大帝国に成長した。

利用者は、お洒落な店構えとカスタマイズできる飲み物に意識が集中しがちだが、ハワード・シュルツCEO(2019年6月に退任)は、店員と客が誇らしく思えるためのイノベーションに力を入れてきたという。

シュルツはインタビューが行われる数日前に、2020年米大統領選への出馬意欲を表明したが、今年9月、正式に出馬取りやめを発表している(インタビューが行われたのは18年1月31日)。
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ホフマン スターバックスほど、人間重視の小売業はあまりありませんね。