【廣津留すみれ】ヨーヨー・マに学んだサーバント型リーダーシップ
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ヨーヨー・マは、言ってみれば「面白いおっさん」役で人のモチベーションを上げる天才です。
大学時代に彼の人柄に触れていなければ、もしかしたら音楽を職業にはしていなかったかもしれない、というほど強いインパクトを私に与えてくれました。
ハーバードの大先輩である彼は賢くて明るく、チェロも上手で人柄が最強。そんな人を身近にロールモデルと呼べ、意思決定の仕方やリーダーシップを学べたことは本当に幸運でした。
ちなみに最後にでてくるカルテットの仲間とは卒業して2年経つ今も一緒に活動中。毎日顔を合わせる中で、リハーサル内ではお互いに厳しいことも腹を割って話し、外では楽しく飲みに出かける、という本音の関係が築けたことが、活動を続けられている理由だと感じています。連載「シゴテツ -仕事の哲人-」、バイオリニストと起業家のパラレルキャリアを歩んでいる廣津留すみれさんの第3回。世界的チェリストのヨーヨー・マ氏にリーダーシップのあり方を学びます。チームのメンバーがまとまらないと悩んでいるリーダー層は必読。
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1993年大分市生まれの26歳。小中高は地元の公立に通い、ハーバード大学に現役合格。2016年に首席で卒業後、ジュリアード音楽院の修士課程に進学し、18年に最優秀賞を取得して修了するという快挙を遂げる。
現在は、ニューヨークで起業家として奔走する一方で、バイオリニストとしても世界中から招かれ、一年の半分は演奏旅行に飛び回る。ヨーヨー・マをはじめ、世界的な演奏家との共演も多い。
英語塾を運営してきた母の独自の教育法で、幼い頃から英語を学び、4歳で英検3級に合格。小学生の時から始めた日記やプランニングの習慣は、今でも継続している。徹底的な効率化と集中力で、限られた時間をフル活用し、結果につなげてきた。
あふれる情熱と行動力を兼ね備えた、まさに世界を舞台に活躍するニューエリートの学び方と行動習慣を紹介する。(全7回)
■第1回 ハーバード首席卒、バイオリニスト起業家の勉強法
■第2回 ゴールに向けて必要なことを効率的にこなす
■第3回 ヨーヨー・マに学んだサーバント型リーダーシップ
■第4回 世界で通用する英語力を身につける方法
■第5回 世界のリーダーが実践する人脈づくりの秘訣
■第6回 「5分」の使い方と「TO DOリスト」
■第7回 世界中に音楽の楽しさを伝えたい本記事の内容とは全く関係ないが、「ハーバード」「スタンフォード」など有名大学の名前が帯やタイトルについた本になぜ人は惹かれるんだろう?と考えてみた。
・海外超有名大学の権威性
・海外超有名大学のノウハウは、日本のそれとはまったく違うのではないかという期待
・平たく言うと「ブランド力」?
別にハーバードじゃなくても「考える力」を鍛えている学生は沢山いると思うが、やはり権威性に惹かれて手に取ってしまうんだろう。
『私がハーバードで学んだ世界最高の「考える力」』(https://amzn.to/2RyZXMt)
『ハーバード・ジュリアードを 首席卒業した私の 「超・独学術」』(https://amzn.to/2Gb9fZP)