【河原成美】巨山、日清食品・安藤百福会長に「夢」を直談判
コメント
注目のコメント
今日は百福さんの登場!
私の出番ってことですよね。ハイ。わかりました(笑)
河原さんがお話しされている戦後の闇市での光景を後の百福さんは
『食の乱れた国は、必ず衰退する。「食足世平」(食足りて世は平らか)が私の信条である』
と語っています。いよいよラーメンを事業化するにあたっては
『事業を始めるとき、金儲けをしようという気持ちはなかった。何か世の中を明るくする仕事はないかと、そればかり考えていた』
と言い、
『人のためにすることを考える。自分のことはあとから』
という姿勢を貫く終生”利他の人”であり続けました。きっと百福亭をやらせてくれと直談判されたときも「後輩たちに希望を示したい」と凄む河原さんに同じ情熱を感じたんですね。また、
『企業には夢がなければならない。夢が現実のものになるとき、飛躍的に成長する』
と語っており、河原さんならもっと大きな夢を現実にして成長すると確信したのかもしれません。7ヶ月かけて開発した試作品を食べたときの百福さんの「ただの腕自慢のラーメン屋になったらあかん」の一言は、常々言っていた
『ラーメンを売るな。食文化を売れ』
という百福さんの信念から出たアドバイスですね、きっと。
そして、最後は結局これですね。
『人類は麺類』
(以上、百福さん語録より)一人勝ち、自分だけの成功、そういうものだけ追いかけたら良いとするような時代は終わったと思います。「私だけの夢」ではなく「後に続く仲間たちすべての夢」という言葉は、とても心に響きました。
私が以前出版をお手伝いしたペンタゴンの官僚が、「幸せになりたいなら森をつくりなさい。最初は自分の森をつくるのに必死になるかもしれないが、いつしか森が完成したら、人は気づくはずなのです。それが『みんなの森』であることに」と言っていた話がリンクしました。
https://toyokeizai.net/articles/-/102075ONE TEAM、感じますね。
「あの時、なぜ会長が私の提案に賛同してくださったのか。
それはやはり、「私だけの夢」ではなく「後に続く仲間たちすべての夢」だと感じ取ってくださったからでしょう」