この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
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社会人になって初めての上司が教えてくれました。
何かに打ち込むためには、"想い"が要る。
"想い"が無ければ、"熱量"も高まらない。
自分が思う通りにうまくいかない、そして、何度も挫折する。
そこで、"熱量"が必要になる。それが人に伝播する。
その人に応え続けた先には…、きっと、
自分だけでは得られない"体験"が待っていると思います。
私も、殆どが挫折経験ばかり人生ですが…、
29歳の時、眼光鋭い経営者の方から、
有難いコメントを頂いたことは忘れられません。
実は、その言葉が、現在の私の基軸となっています。
『あなたは、自分で営業職と言うが、普通の営業は、そんなことまで対応しないよ。あなたが行っているのは、コンサルティングという仕事だと思うよ。私が気になっていることを毎度指摘するよね。そして、具体的な案を持っている。お金の話をあなたから先に出された記憶がないよ…、天職じゃないの?』
天職であるか否かは、個人的な体験から言わせて貰うと、
自分自身ではなく、第三者が自身の姿を見て、
そう感じて貰うものなのかな〜と思っています。
今でも感謝しています。
実は、最初の頃、塩を撒かれたこともありました…。
今となっては、苦い想い出です。
利益うんぬんではなく、そこに情熱があるか。
20代の頃にあった熱量を30代も40代も50代も持続させていくことは難しいかもしれませんが(年齢とともに、熱量以外の、経験や能力でカバーしていくことが増える)、ずっと仕事に情熱を注ぎ続けている人がありがたいことに周囲に多く、私自身もそうなりたいと、何度も刺激をもらっています。
素晴らしい舞台も、新しい風を入れなければ、その輝きを失ってしまう。』
業界全体の利益、盛り上がりを考える上でこの感覚は持ち続けたいですね。既得権益にしがみつく老害にはなりたくない。多くの先達に目に留めて欲しい言葉です。
> 目先の利益だけにこだわっては、本質的な成長を遂げられない