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【河原成美】グローバルラーメン店「一風堂」を作った男
2019/11/10
ラーメン1杯に人生をかけ、世界を舞台に34年走り続ける男がいる。河原成美。地元・福岡で始めたラーメン店「一風堂」を一代で急成長させ、今や15カ国・地域に進出。グループ全体で国内156店、海外120店 を展開し、1日8万食のラーメンで世界中を満腹にさせている。
業界に先駆けて女性や家族連れを取り込んだ親しみやすい店構えも時代に合わせて進化し、ANA国際線でのラーメン提供や今年7月には高級ホテル「ザ・ペニンシュラ東京」とコラボし “1杯3400円”のラーメン提供も話題に。訪日外国人の熱烈オファーに応えたサービスだという。
さらに10月、グループ14カ国のスタッフ100人を集めての大規模なグローバル会議(Global Leadership Conference 2019)も開催。安住することなく、攻めの勢いを止めない、その仕事の哲学に迫った。
業界に先駆けて女性や家族連れを取り込んだ親しみやすい店構えも時代に合わせて進化し、ANA国際線でのラーメン提供や今年7月には高級ホテル「ザ・ペニンシュラ東京」とコラボし “1杯3400円”のラーメン提供も話題に。訪日外国人の熱烈オファーに応えたサービスだという。
さらに10月、グループ14カ国のスタッフ100人を集めての大規模なグローバル会議(Global Leadership Conference 2019)も開催。安住することなく、攻めの勢いを止めない、その仕事の哲学に迫った。
進化を続けなければ生き残れない
福岡の路地裏にたった10坪ほどの小さなラーメン店、
「一風堂」1号店を構えたのは1985年。私が33歳の時でした。
以来34年の歩みを振り返りながら幾度となく浮かぶのは、この言葉。
変わらないために、変わり続ける――。
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この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
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