「オープンイノベーションごっこ」にしないために--“デジタルネイティブ企業”が求める大企業との共創
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注目のコメント
まだまだイベントに参加しているレベルの人はごっこ感が拭えないというのが実感です。やはりバッターボックスにすでに立っている人とは直接会って話すだけで話がグングン進んで具体化していますが、大企業が集まるイベントは温度差がありすぎて単なる名刺交換会レベル。1分1秒が惜しいので最近は参加しませんが、せめてその場で決裁権ある人が参加しないと双方にとって不幸です。
オープンイノベーションごっこのムーブメントは、流石にもう終わったでしょう。大半は、「(笑)」つきのオープンイノベーションであって、偽物。
大企業側にとって、お祭り騒ぎと最初の取っ掛かりとしてはよかったかもしれないけれど、それ以外にやる価値はほとんどない。そこからイノベーションなんて生まれない。
それにようやく大企業の新規事業担当者が気付き、真剣に事業づくりのための本質的なオープンイノベーションに乗り出した。日本のオープンイノベーションは、今までは助走期間みたいなもので、まさにこれから最初の一歩が踏み出される。本質的って言葉を使っている方が多いが、その本質的って何だろう。企業にもよるが大企業の中に部門があって、その部門がオープンイノベーションであったりスタートアップとの提携を主導しても徒労に終わると思う。それは所詮大企業だから。時間軸・お金を出すことへの理由付け・意思決定の遅さなど、スタートアップとは相容れない企業文化がある。その文化を変えるより、別法人でやったほうがまだ上手くいく可能性はあると思う。
ただ究極的には大企業の社員とスタートアップの社員では、腹の括り方が全く違うと思う。如何に大企業の社員も腹をくくり、その事業の為なら今の会社を辞めてもいいという程、情熱を注げるか勝負だと思う。