プレミアム会員限定の記事です
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。
オリジナル記事 7,500本以上が読み放題
オリジナル動画 350本以上が見放題
The Wall Street Journal 日本版が読み放題
JobPicks すべての職業経験談が読み放題
コメント
注目のコメント
書とアートでの大きな違いは、モチベーションの源泉です。それまでずっとやってきた書は、自分の内から湧き出るものを表現するというよりは、人に喜んでもらいたいという思いがにありました。自分がこれを書きたいという気持ちは、あんまりなかったんですよ。
でも、アートの世界に出会ってからは、表現したいことがどんどん自分の内から湧き出てきて、その作品を通じて、みんなを喜ばせたい、みんなを幸せにしたいと思うようになりました。
ちょうど同じくらいの時期に、ADHDの可能性を指摘されたことも、影響しているかもしれません。それまでは、書に向き合うときも、人と接するときも、自然と気をチューニングしていたようなところがありました。そうしないと調和できずに、不協和音が生じてしまうから。
でも、アートではチューニングをする必要がなくて、ノイズがあっても、むしろいい音楽を奏でられることがわかったので、本当に楽になりましたね。楽でいて、楽しい。まさに最高の状態です。「戦う気がなければ常に無敵」…たしかにそうです!
そして、アートは調和とノイズで出来上がっているんだろうな~と思うことが多々あります。日本人はどうしても和を以て貴しとなす空気間を重んじるので、なかなかノイズを受け入れられない面もありますが、調和だけだと職人の世界なのかもしれません。ノイズあってこそ人が考える余地が出てくるので、それこそアートなのかも?抜粋
「ピカソは存命中に莫大なお金を稼いでいて、その資産は4000億円といわれているとか、絵画のほかにも彫刻やドローイング、陶器など様々な作品が残されていて、その数は4万5000点に上るとか。
4000億円っていったら、メルカリが上場したときの時価総額もそれくらいでしたよね。そんな企業レベルの金額を、しかも個人の資産として残したって聞いて、その稼ぎ方にまず圧倒されて。
それに、1人のアーティストが4万5000点の作品をつくるなんて、まずあり得ない。数千点だって難しいですよ。この異様なまでの大量生産とモチベーションの継続にも驚愕したんですね。」