【Airbnb CEO】若い頃の自分に助言したい「2つの大切な投資」
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投資家のアペタイトは、他人が賞賛したモノに対して強くなる。自分では決める勇気がない、とチェスキーさんはシニカルに語っています。
でも、これが現実ならば、その儀式に合わせればいい。若い頃の自分に助言するとしたら、「投資家に会うのを急ぐ必要はない」ということにだそうです。
資金を調達しすぎない、というアドバイスもあります。ビッグなファンドには乗らない方がいいと。それに目が眩んだとたん、マネーゲームの道具にされてしまう。
人々に愛されるビジネスを創出するには、自分でコントロールできるようにしておくことが大切ですね。エスタブリッシュカンパニーは、組み上がったビジネスモデルの上で、売上・利益を頂点としたKPIツリーをもとに、分業化されたタスクを歯車のようにこなせば、大きなビジネスを動かすことができる。
一方、スタートアップは、誰も見たことない未来を作り、新しいビジネスモデルを構築することを目的に集まった組織だ。だから仕事を分業することができない。決まったロジックで仕事を動かすことができないのだ。
だから、カルチャーで人々を繋ぐ。ロジックがないからこそエモーショナルな共通項を作り、判断を同一化することで、ゴールへの歩みを進める。スピードアップのためでもあり、また共鳴しレバレッジをかける為でもある。
そのカルチャーをもとに、"人々に愛されるプロダクトを作ること"、そして"素晴らしい人材を採用すること"を目指せば、必然的に強い事業、強い組織が出来上がる。
逆を言えば、カルチャーなしにそれを為し得ることなど、到底できないのだ。妥協しない人材採用とカルチャー共有。
企業の成長の原動力となり、次世代へ受け継がれていくカルチャー。それを可能にする人と人との間に高いレベルの信頼。
優秀で高い信頼感を持てる人材を集める。人材採用を急ぎ、頭数だけ揃えた組織にしない。
当たり前と思われることを、妥協しないで実践することが、企業を強くする好例ですね。