[ボルティモア 13日 ロイター] - カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は13日、トランプ政権が2020年半ばに減税政策の発表を計画していると述べた。中流階級の支援が目的という。

カドロー委員長は記者団に対し、トランプ米大統領の再選に向け「減税2.0」を提案する見込みと指摘。「連邦議会や政権、外部関係者から最高のアイデアを集め、中流階級に対する新たな大幅減税策を提供する」と述べた。

同時に「決して景気後退に備えた措置ではない」と強調した。

ただ減税の方法や減税額など詳細は明らかにしなかった。

カドロー委員長によると、発表はおそらく「来年半ば」で、2020年11月の大統領選挙および議会選挙の数カ月前になる見込み。

トランプ大統領が一時言及していたキャピタルゲイン税を物価に連動させる案については、再考される可能性はあるとしつつも、大統領は現時点で中間層に十分な恩恵はもたらさないとの考えに至ったと説明した。

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