最高裁、諫早訴訟の審理差し戻し 開門命令無効の高裁判決破棄

コメント

注目のコメント

• 小川 一

  毎日新聞 客員編集委員

  ・2019年09月13日

  これまでの複雑怪奇な展開で、一番迷惑しているのは住民であり、引き裂かれた形の地域社会です。高裁判決を破棄するならば、差し戻しをしてさらに結論を先延ばしするのではなく、最高裁自らの責任で自らの判決を下してほしかったです。
• 階 猛

  衆議院議員

  ・2019年09月14日

  開門を命じた確定判決を覆すため、政府は「請求異議の訴え」を提起。紛争蒸し返しを福岡高裁はあっさり認めたが、上告審で最高裁が破棄。和解協議進展にも配慮した菅野博之裁判長の裁きは見事だ。こういう裁判官が世界中に増えて欲しい。
• 赤松 剛

  HIGATA.Lab DEO

  ・2019年09月13日

  妥当でしょう。
  
  簡単に言うと、
  開門と一度決まった判決に対し、
  自民政権が屁理屈捏ねて無効を主張し、
  忖度しちゃったけど、
  やはり理屈が通らないものは通らない。
  以上。
  
  閉門したことで、漁業には明らかな被害が発生して今も続いている。
  開門して、干拓農地に被害が出るという根拠はない。
  開門調査が必要、ということです。
  
  今後は、
  干拓地は元の海に戻せないので、一番懸念されている、塩害対策には配慮しつつ、
  海洋生態系を取り戻しため、干潟を少しづつ回復させていくことでしょう。
  海・干潟と干拓農業は、対立・相反するものではなく、共存共栄出来るはずです。
  
  高度経済成長期の負の遺産を相続することになりますが、新たな地球規模での自然生態系の回復と人類の共存モデルへの挑戦にもなり得ると思います。
  
  どうか、対立ではなく、片側だけに寄らず、新たな未来への一歩にしていただきたく、願います。