巡視船に小銃で威嚇、北朝鮮船か 日本海・大和堆、8月
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状況はまだよくわかりませんが、密猟あるいは瀬取りをしていた北朝鮮船が摘発を逃れるために攻撃したのでははないでしょうか。
過去にも緊迫した事案がありました。1999年の能登半島沖不審船事件は、初めて海上自衛隊による海上警備行動が取られ、威嚇ではありますが、自衛隊による銃撃や爆撃が行われました。しかし、北朝鮮船とみられる不審船は逃げ切りました。2001年に発生した九州南西海域工作船事件は、海上保安庁が攻撃に踏み切りましたが、不審船は自爆し沈没しました。当時よりも北朝鮮は経済が疲弊しているはずです。最近も長距離航海などはとてもできないはずの船が日本に漂着しています。そんな状況の中、小競り合いでも重大事案になることがあります。日本の海上保安官や自衛隊員が危険にさらされることは避けなければなりません。大和堆はエビやスルメイカの漁場で、毎年沢山の北朝鮮などの密漁船が出没する場所です。
そのため毎度のように密漁を阻止せんとする巡視船と北朝鮮の密漁船、時には北朝鮮当局の船とのトラブルがあります。
2017年には巡視船が北朝鮮船の体当たり攻撃を受けたり、乗員への投石などの暴力事件も発生しました。
日々こうした有形無形の違法行為と戦う人たちがいるから日本の海域は守られているのですね。危険な兆候。日韓関係の悪化、米韓同盟の揺らぎ、隙をついて北朝鮮は活動空間を広げようとしているように思います。北朝鮮だけでなく、中国もロシアも。海上保安庁も海自もここはしっかり隙を見せないように頑張って頂きたい。精神論でただ頑張れということでなく、いずれにせよ、北極海航路の本格化となれば、今後、日本海は益々大変になりますから、海保、海自問わず、日本海方面の守りのための資源(人員や船)の増強が必要だと考えています。