ソニー、「3眼」iPhoneが迫る半導体分離
日本経済新聞
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このニュースとは違う視点ですが、今回発表になったiPhoneもProの3眼ですが、メインカメラはソニー製でしょうが、残りの2つがソニー製なのかは、恒例の分解のニュースを見ないと信じられませんね。
というのも、ソニーのXperiaもメインカメラ以外は、Samsungを使っています。Samsung製のCMOSセンサーの性能は、急激にレベルがアップしている印象で、すでに、コスパはソニーよりも良いでしょう。いつまで、ソニーのCMOSセンサーに競争力があるのか、ちょっと心配です。
その裏には、SamsungがソニーからCMOSセンサーの超優秀な技術者を大量にヘッドハントしているという噂も聞いています。いつものやり方ですが、技術者の流出の対策が日本企業はいつも後手後手に回るので、サードポイントなんかよりも、よっぽど、気をつけたほうが良いですね。株式投資家から見れば割安なままになってしまって投資した資金が活かされない、株価が上がるはずなのにコングロマリットディスカウントのせいで上がらないという気持ちになる、という話。
富士電機→富士通→ファナックのようにいろいろと事業を生み出しては切り離せる関係が株主には望ましいのだと想像する。
一方でソニーにとっての半導体CMOS事業がその他の事業の中でどれとシナジーがあるのか、というのは興味深い問いではある。スマホ事業はシナジーを今のところ生み出せていないわけですし。