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応援しておきながら議論を巻き起こす話をしてどうかと思いますが、ちょっとみなさんにも考えてみていただきたいことがあります。
この記事では40年前の写真と本人照合できたことで便利なすごい技術だと紹介されています。しかし、よく見るとスコアは60-79です。そんなに高い一致率とは思えません。
一方、Amazon Recognitionは技術が違うので数値だけの比較では意味がないとお断りした上で、信頼水準が80%のデフォルト値で使った結果議員と犯罪者の顔がマッチして「AIはこれだから信頼できない!」と大きな議論が巻き起こりました。Amazonはそのような用途では信頼水準99%以上を推奨しているので誤った使い方をして大騒ぎをしているのにも関わらず、です。きっとNECの顔認識技術でも似たような性能のはず。
どちらも同じ技術の話なのに一方では前向きな議論がなされ、一方では後ろ向きな議論がなされる。結局AIも道具なので使い方次第ということだと思います。使う側の問題。それなのに、「AIは危険だ・未熟だ」と言ってしまうのは「包丁は人をさせてしまうので危ない」と同じレベルの議論になってしまっていると個人的には思います。
また、センセーショナルに誤った情報を取り上げ、訂正しない、もしくは正しい情報を取り上げなおそうとしないマスコミにも疑問を感じます。
Amazonの顔認識を批判するACLU「検証で議員28人が犯罪者にマッチした」にAWSが反論
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1807/30/news059.html