RegTechとSupTech、その定義からポテンシャルまで要点解説 〜FIN/SUM 2019 Report 2
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注目のコメント
RegTechは、日本の規制だけを対象にしたら市場は小さいと思う。
また、日本市場向けにガラパゴスのプロダクトを使っても国際展開は不可。
RegTechの活用の動機は、規制対応の効率化。
規制には国際規制と各国毎の規制がある。
日本の規制だけを対象にしても市場規模はたかがしれている。
もちろん、スイッチングコストは高い分野だと思うので
一度日本市場でシェアを取れれば、永続的に売上・利益を上げられる
可能性はあるが・・
日本の大企業やスタートアップが、
この分野で大きな事業を作ろうと思ったら、
国際規制に対応したプロダクトを持つか
米国・欧州といった巨大な市場を対象にしたプロダクトを持つ必要。
日本企業がスピード感をもってそれらを自社開発できるとは思えないので、
米国、英国、ルクセンブルク、スイス等のRegTechが盛んな国の
スタートアップと提携・買収するのが一番早いと思う。
私もインドのRegTechの企業に投資しているが、
英語ベースのプロダクトのため、東南アジアやアフリカの
国への横展開がすぐに可能。RegTechは非規制サイド(金融機関等)によって活用される技術トレンド、SupTechは規制当局サイドによって活用されるもの、と言う違いが定義的なもの。
僕自身、SupTechと言う単語は、今回のFIN/SUM参加で初めて知りました。
言葉が大事なわけではないですが、そこにまつわるグローバルトレンドは、都度チェックするべきだと感じます。
それにしても、今回EYJapanさんがケンブリッジ大と発表したRegTechレポートは、ボリューミーでしっかりと作られているので、非常に勉強になりました。
必読だと感じます。