[9日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)<BAC.N>のトム・モンタグ最高執行責任者(COO)は9日、中規模企業に焦点を当てることで市場シェアを取り戻す戦略が奏功し、中規模企業の合併・買収(M&A)部門が上向いていると明らかにした。

1─7月の中規模企業からの収入は17%増加した。第3・四半期の投資銀行部門の収入の伸び率は1ケタ台前半になるとの見通しを示した。

バンカメの収益と市場シェアは昨年大幅に縮小し、幹部の退社も相次いだ。昨年の投資銀行部門の収入は11%縮小した。

モンタグ氏はニューヨークで開催されている「バークレイズ・グローバル・フィナンシャル・サービシズ・コンファレンス」で、業績がかなり落ち込んだことを認めた上で、同行が持つ広範なネットワークを活用してより多くの顧客を取り込めば、この穴埋めが可能だと説明した。

モンタグ氏は、これまでトップ100に注力していたが、より規模の小さい企業に目を向けると説明。プライベートエクイティ(PE)やヘッジファンドなどとの提携も強化すると語った。