東京センチュリー、米航空機リースを子会社化 3200億円投資
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航空機ファイナンスが旬です。
日系金融機関・リース会社が稼げる事業の中核に据えようとして取り組んでいる事業の一つが航空機リースです。アジアの新興国を中心に航空機需要は拡大すると見られています。
今回の東京センチュリーの動きに加えて、今年1月にはSMBCグループがリース用にエアバス航空機を65機を取得する他、MUFGはDZバンク子会社から航空機ファイナンス事業を買い取っています。みずほも丸紅と組んでリース事業を拡大しています。
銀行が無くなるという議論も多く見ますが、これまで蓄積してきたファイナンスのストラクチャリングノウハウを使って、収益が期待できる業務へ資金をシフトしていけるのが金融機関の強みだと思います。新興勢力である、決済をメインとする銀行には真似できません。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO47044990W9A700C1K13000/金融危機以降、日系金融機関の航空機リース関連の買収・出資が多い。
三井住友グループがRBSから航空機ファイナンスを買収してSMBC Avaiation Capitalに変えたり、オリックスがHNA傘下のAvolonを3割出資後完全買収(①)。
ただ②を見ると航空機リースの金額は相当に安くなっている模様で、高値掴みでなければいいが…
あと、東京センチュリーの時価総額は5000億円弱。3000億円超の買収というのは当面の社運を賭けた買収だと思う。
①https://newspicks.com/news/3738342
②https://newspicks.com/news/3624110航空機は長期的に2倍になりますし、なんといっても日本型オペレーティングリース(JOL)を組成するネタづくりの意図が強いのでは?
法人保険も節税対策になりづらい中で、JOLのニーズは高そう!