コスモス薬品の「首都圏侵攻」で薬局戦国時代が始まる
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コスモス薬品のマーケティングミックス4Pを整理
①商品:食品比率が56%→消費者の来店頻度高める
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②価格:毎日安いエブリデイ・ロー・プライス
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③売場:小規模商圏での他店舗展開、九州に集中出店
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④広告:販促を一切行わない
西の爆安王の意味がよくわかる記事!w数年前に九州のファミレスの雄として関東圏に殴り込んだ「ジョイフル」は結局食い込めずに、逆に店舗のコスト負担増に伴い、良心的だった価格も上げざるを得ず、赤字で撤退戦を強いられています。
コスモスの強みはPB製品にあると思っています。そのPBのメーカーは主に九州にあります。また豆腐や納豆などの日配品も九州のメーカーであるのも特徴です。九州で作ったものを九州で売れば、物流費などを安く抑えることができ、NBを安く売る大手相手でも十分に対抗できたのです。
そのうえで関西圏や中部圏などならまだしも、関東圏はいくらなんでも戦線を広げすぎです。兵站が充分に機能しない可能性が高いです。大衆薬ならコスモス全体での大量仕入れで安くできるかもしれないが、日配品はそういうわけにもいかないです。NBメーカーも「九州価格」を関東で売るとなれば手を引く可能性も高いです。
なんらかの秘策があるなら別だが、九州のやり方を関東に持ち込んでも失敗するんじゃないかと思っています。