【独占】御手洗冨士夫が初めて語る、停滞・野望・長期政権

2019/9/14
今年7月の業績下方修正により、キヤノンの売上高は3兆7450億円、純利益は1600億円にまで落ち込む(2019年12月期予想)。
純利益は過去最高益を記録した2007年度の約3分の1の水準だ。
このまま業績はずるずると下がり続けるのか。10年越しの過去最高益更新は夢に終わるのか。
「慌ててもいないし、先行きの悲観もしていない」と御手洗冨士夫会長兼CEOは言い切る。
その自信の裏には、いかなる計算があるのか。
キヤノンを超優良企業に育て上げた辣腕経営者が「逆襲のシナリオ」を初めて語る。
御手洗冨士夫会長兼CEO/1935年生まれ。キヤノンに入社後、30歳でアメリカに派遣され、23年間の在米生活を送る。95年社長就任、2016年より現職。2006年〜10年日本経団連会長(現在は名誉会長)。ラグビーワールドカップ2019組織委員会会長、オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会名誉会長も務める。