”快適な視聴体験”のためにNetflixが取り組んでいる5つのこと
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たしかNetflixでは一つのKPIしかみていない、それはユーザーの月間視聴時間。一定時間以上視聴すると、絶対にチャーン(解約)しない水準があり、ここに挙げられた5つの施策は全てその一つの指標の向上に向けられているかと。このチャーンしない一定視聴時間=マジックナンバーは国ごとに異なり、データの蓄積とともに精緻化される。クリエイティブをデータで支えるNetflixの真髄。
“Netflixによると、モバイルを使ってサービス登録する人が最も多いが、半年後の視聴デバイスはテレビが半数以上を占める”
なるほど、日本は世界的に特にモバイルでの利用が多いと聞いていましたが、それでも定着層では半数以下なのですね。
一方インドでは、Netflixは低価格のモバイル限定プランを用意しましたよね。視聴傾向のデータからそういう地域毎の収益モデルもローカライズできるのはすごいですよね。自社の推薦アルゴリズムより精度10%上回る新しい手法を提案できたチームに1億円、というどデカイコンテストを打ち上げたのも、もう10年前。推薦技術にもご多分に漏れずDNNが入り込んできていますが、認識などをするわけではないのでCNNとかRNN、RLではないのです。勉強すればするほど奥が深い。
Netflix Prize
https://en.wikipedia.org/wiki/Netflix_Prize