German wind energy stalls amid public resistance and regulatory hurdles

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• 大場 紀章

  エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

  ・2019年09月06日

  ドイツの風力エネルギープロジェクトに対する法的措置は近年増加しており、新しい陸上風力発電所の数が劇的に減少している。
  
  ドイツ全土で、2019年上半期に合計290 MW、35基の風車が設置されたが、前年同期比で80％以上の減少で、約20年で最低。2018年は2,800 MW、2017年は5,000 MW以上だった。
  
  ドイツ政府の長期計画によると、再生可能エネルギーは、2030年までに国内の電力需要の少なくとも65％を占めることになっている。これは、現在の約44％から増加。国の将来のエネルギーミックスで最も重要な要素になると予想される風力エネルギーは、2019年の発電量の4分の1以上を占めた。これに対して、太陽光発電はわずか10％しか貢献していない。 Agora Energiewendeグループによる最近の調査によると、2030年までに必要とされる追加容量の約4分の3は風によるもの。