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毎日お餅を10個食べて生活している人が、消費税増税で9個しか食べなくなったら、個人消費は1個分落ち込みます。ただし、増税で取り上げた1個を政府が代わりに使ったら、国全体の需要は変わりません。
ところが駆け込み需要が起きると、増税直後の消費の落ち込みは、実態以上に大きく見えるんです。上の話でお餅2個分の駆け込み需要が起きると、消費は10個、12個、7個、9個と動きます。そうなると、増税直後の12個から7個への急激な消費の落ち込みを、景気対策で埋めるのは難しい。政府を攻める立場で見ると、これは格好の攻撃材料です。前回の増税時には、まさにそういう現象がありました。
今回そういう動きがあると、消費税の増税は、今後は政治的に殆ど不可能になるでしょう。それを避けるため当局は、ポイント還元その他で必死になって駆け込み需要を防ぐ手立てを講じています。また、住宅や自動車といった大物は、前回の増税時に、10%を見越して駆け込み需要を先取りしています。
いろんな要因はあるのでしょうが、そういった事情を勘案すれば「増税前の駆け込み需要見られず」というのは想定通りと感じます。ただ、上のお餅の例ではないですが、僅かなりとも駆け込み需要が織り込まれていると、その反動は実際以上に大きく見えてしまいます。駆け込み需要と反動落ちがあったかどうかは、増税から少し間をおいて再考する必要がありそうです (^_-)-☆
7月は長梅雨の影響が大きかった。ただ、8月に入って気温が上昇したことで、7月に停滞していた季節商品の需要が活発化したほか、消費税率引き上げを前にした駆け込み需要が、システム投資や住宅建築など一部でみられた。帝国データバンクが毎月公表している景気DIも、8月は前月比0.1 ポイント増の44.7と、9カ月ぶりに改善している

【参考】TDB景気動向調査 -2019年8月調査結果-
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/k190901.html
費目別でみると、エアコンなどの家庭用耐久財や電気代、他の光熱費、飲料などが押し下げに寄与していますから、やはり冷夏の影響が大きかったようです。
ただ、個人的に気になるのは、5月に増税前の駆け込みらしき盛り上がりがあったものの、6月以降は前月比で減少が続いていることです。
これは、景気ウォッチャー調査のコメントからも確認されますが、老後2000万円問題で消費者が駆け込みすら消費しなくなった可能性がありますので、今回は駆け込みが少ないと喜んでいる場合ではないと思います。
10月の消費増税前の臨時国会召集を野党は求めていますが、今のところ召集時期は消費増税後の10月初旬が軸とみられています。おととい、ユーモラスなツイートが目を引くSHARPの公式アカウントが「消費増税前、なにか買う? 買わない?」という表題のアンケートを投げかけ、「買う」20%、「買わない」15%、「お金がない」64%との結果。限られた空間での簡易なアンケートですから、科学的な抽出方法をとる世論調査と同じように見ることはできませんが、さまざまな反響を呼んでいたようです。
7月は、長雨と低温だったので、外に買い物に行く気が起きなかったこともあるでしょう。

拙著「説得の戦略」でも書きましたが、人間心理は天候に左右されます。
快適な晴天の日は、家電量販店でもよく売れるそうです。
(検証のため、私自身、あちこちの量販店の店員さんに聞いてみました)

また、7月時点だと「消費増税」の実感があまりなかったのではないでしょうか?
「造成延期になるのではないか」というささやき声も聞こえましたし・・・。

さらに、給料が上がらなければ駆け込み需要も起こりません。
ムリして高額商品を買いたくても、先立つものがなければどうしようもありませんから。
消費税増税の駆け込み需要とその反動減は、行って来い、なので別に大して気にする必要もない。前回の反動減後も消費が伸びなかったのは消費税増税や反動減と関係なく起こったことではないかと思う。そうであればそれらに神経質になる事はないだろう。

まだ7月の数字なので駆け込み需要が起こらないとするのは時期尚早だろう。ただし、耐久財や住宅投資 などの支出が盛り上がってこないのは、前回の8%への増税で、いずれ10%になる事まで見越しており、伸び伸びになったものの今回の増税をも織り込んでいたため、既にそのようなものへの駆け込み需要は出てしまった後なのではないかと思う。

日用品のような小物の駆け込み需要は、8月、9月にはそれなりに少しは出てくる思う。
長雨と気候の変化の影響もあるのかな、と思いつつ。
増税前に駆け込み需要をするほど日本経済が元気ではないのかなと思います。
7月の1世帯当たりの消費支出は「28万8026円」で、実質では前年同月比0.8%増、プラスは8カ月連続となりました。