中川政七商店が「楽天撤退」1年でEC売上を急回復できた理由
楽天市場での販売を止めて1年と経たずに、自社ECサイトで売り上げをすぐに取り戻せそう——。そんなSPA(製造小売り)を勇気づけるツイートが、2カ月前に話題になった。 つぶやいたのは、1716年創業の老舗企業「中川政七商店」(奈良県奈良市)で、取締役兼コミュニケーション本部本部長を務める緒方恵氏。同社...
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時価総額
2.08 兆円
業績

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楽天から店を撤退して、1年で楽天分を自社ECで達成ですか。
こういうのやろうとすると、一時的に売上絶対下がるし、周辺から絶対無理とかストップかかる会社多そうですけど、緒方さん信頼されてるんですねぇ。
飲み会だと印象違うけど、実は結構繊細な有言実行タイプですよね。流石です。
もちろんこれが実現できるのは、中川政七商店がわざわざ自社ECでも買いたくなるような商品を持ってるからであって、そこに緒方さんみたいな才能が組み合わさることで達成できてる快挙なので。
普通の会社の経営者の方がこれを読んで、「うちもこれをやれ」と部下に指示する流れはあまり想像したくありませんが。
でも、やっぱりこれからメーカーも、データを通じた顧客の理解とか、自分たちの世界観の表現とかを真剣に考えるならば、自社ECをある程度は中核において戦略を考えないといけない気はします。
それをやらないなら逆に価格で勝つなり、なんらかの手段で楽天やアマゾンの売場を大きく確保してみせるなり、という力技が必要になるはず。
昔、田岡さんがすべての小売は製造小売にならないと生き残れないと予言されてましたが、すべてのメーカーもある程度自社直販を何らか考えるべき時代に入ってる気がします。
ちなみに、本人もフォローしていますが、「楽天が悪」というわけではありません。これはブランドや会社のフェーズ、業態にもよりますが、モールEC全般を「戦略的に使う」ことは、リスクヘッジのためにも必要なことではあります。最終的にはブランドとして「どうありたいか?」が問われるということです。
当時大学生だった時、日本でオムニチャネルの実例がほとんどなかった時代に唯一実態をもってトライアンドエラーをしていたのが東急ハンズ時代の緒方さんでした。
お陰様で卒論は最良評価を頂き、興味本位で扉を開けたマーケティングやってみたい!!の思いが今仕事として少しずつ関われつつあります。
お仕事面でもとても尊敬しているのですが、プライベート面でも、もとにかくロッカーなのでどんな場所へ移っても人を楽しませるのが上手だなといつも感じてます。
つまりリアル世界でもUIやUXを混同させているとても研究熱心な秀才大先輩です!!
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この記事の反響が大きさは、その事実を示しているのでは。
同社のビジョンである「日本の工芸を元気にする!」の強さと、関係者のみなさんの実行力を感じます。
ブランドの想いを伝えるには楽天市場という売り場は厳しいですね。良い悪いではなく、合う合わないの話です。
決断の背景を語って頂けているので、非常に分かりやすいですね!