香港行政長官、逃亡犯条例改正案の正式撤回を表明
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これまでずっと「事実上廃案」という言い方で、「撤回」とは絶対に口にしなかった行政長官ですが、デモ隊ら市民側が求めていた要求5項目の1つを受け入れた形です。逃亡犯条例改正案はデモの発端になった案件ではありますが、時間が経つ間に市民の不満はこの条例から「民主化がいっこうに進まないどころか、むしろ後退していることへの絶望感」という構造的な問題に広がりました。これが事態収束につながるかどうか。
これで過激化した市民デモが一旦は収束することが、私は望ましいと感じます。
3か月間の市民デモの拡大で要求項目は多岐に渡りますが、香港市民の中でも温度差を感じるからです。
香港も移民がパワーの源泉です。移民が海外に逃げ出すほど過激化した市民デモは、市民にとってマイナス面も大きいと思います。民主活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏は撤回報道を受け、「Too little and too late」とツイート。香港政府への不信感を表明しています。
https://twitter.com/joshuawongcf/status/1169167613223563264?s=19