[ローマ 4日 ロイター] - IHSマークイットが発表した8月のイタリアのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)は50.6と、3カ月連続で好不況の分かれ目となる50を超えた。

ただ前月の51.7からは低下。ロイターがまとめた市場予想(51.6)も下回った。

サービス部門の新規受注指数は50.8で、前月の52.4から低下した。

2日発表の8月の製造業PMIは、前月から小幅に上昇したものの、11カ月連続で50を下回った。

サービス部門と製造業をあわせた8月の総合PMIは50.3と、前月の51.0から低下。最高のシナリオでも、経済成長が小幅にとどまることを示唆している。

イタリア経済は過去1年間、概ねゼロ成長が続いている。