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中国、シェールガス開発を加速 貿易戦争で国内確保めざす

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    世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表

    中国のシェールガスの埋蔵量は、シェールガス革命を起こした米国の埋蔵量を上回り世界一である。

    但し、中国では、実際に埋蔵されている場所は山岳地帯が多く採掘コストが非常に高いことから急激にシェールガスの生産を増やすのは難しいと思われる(国内ガス価格も政府により統制されているため)。また、シェールガスの採掘には大量の水を使うが、埋蔵地域近辺では水の確保も容易ではない。

    このような背景から、中国は液化天然ガス(LNG)の輸入について多角化を図るべく、米国以外にも既存の豪州やパプアニューギニアに加えてモザンビーク等からの購入を決めている。(パプアやモザンビークでは中国の輸出入金融機関がファイナンスをつけている)
    今後も増産を決めたカタール等からLNGを追加輸入することが予想される。


  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    実態は、今年4月オイルメジャーの中で最後まで残っていたBPが中国シェールガス事業から撤退すると報じられ、

    BP latest oil major to exit China's shale gas after poor drilling...
    https://reut.rs/2ImtqX3

    2020年の政府の生産目標値である30bcm(十億立法メートル)に遠く及ばなさそう(2018年は11.3bcmで消費の4%、見通しでは2020年に17bcm程度)という苦しい状況。

    そこで、中国政府内の「シェールガス派閥」が、米中貿易戦争を背景に、なんとか巻き返しを図りたいともがいている。そんなところでしょうか。

    死守していたLNGも昨年9月に報復関税対象で10%課税され、米国からのLNG輸入はほぼゼロになってしまいました。

    一方、中国のガス消費量は急増し、2018年度は前年比2割増の280bcm。うち輸入が123bcmで輸入依存度は44%に。なかでもLNG輸入が1-9月期で4割増で日本を抜いて世界一になっています。

    確かに中国のシェールガス資源量は世界一とされていますが、実態はそう甘くありません。

    元々は2010年に国土資源部(MLR)がざっくり30tcm(兆立法メートル)と「技術的回収可能資源量」として見積もり、おそらくそれをベースに2011年にEIA(米国エネルギー情報局)が36.11tcmと評価、それで世界一と言われました(後の2013年度版で31.56tcmに下方修正)。

    中国国内の評価も大きく変わっていて、2012年のMLRの評価は25.08tcm、2015年版では21.8tcmと下方修正されていて、この時点でアルゼンチン22.7tcmを下回り世界2位になります。EIAのシェールガス評価はMontleyで98%下方修正するなど、オーバーエスティメイトが問題になっていました。

    しかも、これらの数字は経済性を無視した賦存量評価で、最新の経済性を加味した値である「埋蔵量」は、1tcmです。

    しかし、以前から指摘されていることですが、中国のシェール資源は地下構造が複雑で採掘コストが高くつくようですね。

    資源量はあっても、生産量は伸びず。おそらく付け焼き刃程度にしかならんでしょう。


  • RIETI Consulting Fellow

    中国は、北京・上海など深刻な大気汚染対策で「脱石炭」を急速に進めています。
    その主役が天然ガスで、手間隙かかるLNGでの輸入が急増しています。日本が1969年に始めたLNGでの輸入は、液化・気化のプロセスを経るので、硫黄分など不純物を抜き取れることが大気汚染対策として非常に効果的です。

    中国は、急速に始めたので、LNGのサイズも地方では細切れで、単価も高くつくため、国内シェール開発に向かうのは必然です。

    しかし、大地震を誘発しているとの隠れた世論が隠れた障害になっています。難しいですね。


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