【人事プロ×産業医】業種・職種の「またぎ転職」、成功の方程式
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注目のコメント
安田さんはJ&J時代の同僚です。今回の対談は、当時ランチ後の九段下のカフェベローチェで話してたようなことそのままです(笑)。J&Jに入社して良かったのは人事総務部の管理職研修や人事のオフサイトMTGなどは一緒に参加し人事の考え方を身近に触れることができたこと。
今回の要旨であるキャリアを解像度を細かく要素分解し共通項を見つけつないでいくという考え方は私の尊敬するDJ沖野修也さんの著書「DJ選曲術」にヒントを得ています。(因みに沖野さんの06年発売のソロアルバムにはspecial thanks M Omuroとクレジットしていただいているのはちょい自慢です)
またJ&J時代の経験から割とリストラという言葉をカジュアルに使用していることに鼻白む方もいるかもしれません。しかしJ&Jのように多様な事業を抱え常に事業部のポートフォリオを組み替えている会社では事業部解散とか、M&Aに伴う本国からの指示でのポジションクローズとかリストラは決して珍しいものではありません。
経営判断としてのリストラを受容することと、リストラされた人がツライと感じたり、時にそれによって体調を崩したりすることに寄り添うことは矛盾しないことと考えています。
佐藤さん、藤田さん、DJ力の名に恥じないグルーヴ感溢れる記事にまとめて頂きありがとうございました!
PS
このタイトルでこの写真。DJと対談しているようです(笑)。大室先生との対談を記事にして頂きました。「DJ力」って、ワタシの見た目でなんとなくアリな感じかもですが、これ言ってるの大室先生ですからw しかし、確かに適切な表現。さすが、平成の説明王・King of 例え話、令和でも健在です。
ワタシがこの「またぎ転職」で良かったと思うことの一つは「産業には特性があり、会社には個性がある」という、ごく当たり前のことがわかったことです。そして、これをできるだけ早く探り当てようとする独自の「手法」のようなものが身に付いたこと。
制度や施策を考えたり動かしたりする上で、この「特性・個性」を無視すると100%上手く行かない。なぜこの行動になる集団なのか、なぜこの発想になる組織なのか、そこを理解しなければ刺さらない。おそらく業種を超えた転職をしなければ、ここまでリアリティを持ってはわからなかったと思います。「人事」という仕事の本質なのかもしれません。
迷わずまたげ、またげばわかるさ、といった感じでしょうか。少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。留美さん・藤田さん、面白い記事にして頂き、ありがとうございました。転職は「DJ力」が9割ーー。というキャッチをご覧になって、なんのこっちゃと思われたかもしれません。でも実は、深い意味があります。
ユーモア溢れる語り口の裏に、苦労から得た知恵が滲みます。共感しきり対談でした。