【分析】ECの鬼門「生鮮」。アリババのフーマーはなぜ成功した

2019/9/5
eコマース(電子商取引)が頭打ちになったことで、オフラインの世界に出て行ったアリババ、ジンドン、シャオミ。
彼らはオンラインで磨いた高効率化を実現するテクノロジーの何を、どのようにしてオフラインの世界に持ち込んだのか。
ニューリテールの代表格であるアリババの生鮮ストア「フーマーフレッシュ」を例に、『新・小売革命』(中信出版日本)の著者・劉潤(リュウ・ルン)氏が解説する。
(写真:Newscom/アフロ)
リアル店舗なくば「死」を迎えるか
──昨日はなぜ、プラットフォーマーがオフラインに入っていくのかを聞きました。
【真相】訪れた潮目。アリババがニューリテールに向かった理由
最近は、オンラインのみで展開していたDtoC(Direct to Consumer)ブランドがオフラインで出店するケースも増えています。
DtoCブランドが、オフラインの店を出すケースは確かに増えています。
ブランドの成長が頭打ちになった時に成長を求めて、オフラインに出店することが多いですね。
さらなる成長曲線を求めて、リアル店舗を出すことを考え始めるわけです。
ただ、出さなかったからといって、その会社が死ぬわけではない。
つまり、スケールアップにはオフラインが必要だけれども、ないからといって、死を迎えるわけではありません。
──オフラインを始めると、スケールしやすいのでしょうか。