宝の山、行政データを掘り起こせ
日本経済新聞
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注目のコメント
EBPMね。今更のように流行っているけど、政策の実行結果がでるにはだいたい時間がかかるもの。だとすると、担当者の人事考課にはやっぱり、今まで通りの実行することと使ったお金の大小が重要で、実施結果は考慮されることはない。だとすると、(裏付けもなしにドンブリ勘定されるよりはマシですが)あまり昔と変わらない意思決定になるように思います。データを使ってある程度の確度を持ったシミュレーション結果に基づく政策決定なら素晴らしいけど、そこまで行けるか。ちょっと不安になるのは、EBPMの名のもとに実績のある政策を前例踏襲するばかりで、新しいチャレンジの芽が摘まれないかということ。
もう一つの論点はマイナンバーによるデータの紐づけの可否。やらなければ国際競争に後れを取ることは必定。行政の効率化が進まないだけでなく、データ活用をベースとした産業政策の面へのイン朴を忘れてはならない。多少の不都合があっても前に進む決断が必要ではないかと。