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【吉野彰】リチウムイオン電池の父が注目する「3つの日本企業」

NewsPicks編集部
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注目のコメント

  • バッテリー スペシャリスト

    全固体電池で注目の3社はどれも表面実装の薄膜型を作れる積層セラミックコンデンサのラインを持っているところですね。薄膜型以外には車載向けのバルク型があります。

    薄膜型はちょうど特集されていた村田製作所の記事が参考に。
    ・【村田】「日本敗戦の30年」を勝ち続けた企業
    https://newspicks.com/news/4165172

    バルク型は粉末を焼き固めてつくるイメージで、日立造船が自動車鋼板プレスを応用しています。
    ・日立造船、全固体電池を量産化 新エネルギー分野で「第三の創業」
    https://newspicks.com/news/3739382

    少し古いですが大阪府大の辰己砂先生の薄膜型とバルク型の分類です。
    ・全固体リチウム電池の概要
    http://www2.chem.osakafu-u.ac.jp/ohka/ohka2/research/battery_li.pdf

    つまり全固体電池も大きさによって作り方が異なります。大雑把に言うと小型はMLCCライン踏襲で表面実装、大型はプレス導入で圧縮焼結。ということは既存のリチウムイオン電池メーカーは作り方を変えざるを得なくなります。CATLが全固体の投入を2030年以降としているのはそのためです。

    そこで既存のLiBラインを転用出来るような次世代電池も登場しています。それが京セラがパイロットラインを担当した米24M Technolotiesです。
    ・全固体電池に勝る「厚塗り」の新型LIB、京セラが2020年にも量産へ
    https://newspicks.com/news/4008852

    24Mの新型LIBはSemi-Flow Batteriesと呼ばれ、焼き固めないことによって既存ラインから転用でき、活物質レベルでリサイクルできることが売りです。

    このように製法が固まったLIBは高Ni化と生産量の競争段階に入っていますが、全固体電池には製法が大きさや用途によってもマチマチです。ですので吉野先生の先ずは小型からというのはセオリーとしては理解出来ますが、民生用途に限られた話になると思います。

    あとは、次世代電池は海外のベンチャーや国内でも大学等で新たな方式や製法が提案され続けているので、そちらにも注目して貰えればと思います。こちらは話しづらいところも有りますが、確実に進化しています。


  • NewsPicks 編集委員

    日本の自動車産業が強い理由の1つに、系列サプライヤーとの「すり合わせ」があるといわれます。複雑な部品の組み合わせで作られる自動車は、部品ひとつとっても、細かな調整が必要だと。

    しかし、自動運転やライドシェアの普及で、「移動」がサービス化すれば、乗り物自体の見た目や性能は、一定のレベルを満たしていれば、あまり重視されなくなるかもしれません。

    性能が問われず車種が減れば、自動車製造のハードルは下がるはず。自動車が「川中」のビジネスになった時、日本の「すり合わせ」が強みとして残るのかは疑問です。組み立てだけでは生き残れないから、基幹技術を取りに行けという吉野さんのお話に、とても納得させられました。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    注目されてるのは、電子部品系三社とは。ちなみに京セラについては昨日もコメントしたが、単独の技術ではなく24Mという会社のだと思われ、伊藤忠も投資してる「半固体」。
    https://newspicks.com/news/3994185
    https://newspicks.com/news/4008852

    電子部品と自動車部品は違う。一方、記事で吉野先生が触れられてるように小さいところで知見を貯めてというのは一つの勝ち筋。
    一方、先行しているから勝てるものでもない。リチウムイオン電池を世界で最初に量産化したのはソニーだったし、液晶もシャープが先行したが、先日の「日本の敗戦」連載であったように勝ち続けることなできなかった。
    その中で違いがあるとすれば、自動車のバリューチェーンにフォーカスすれば、部品専業メーカーである点。自社最終製品の差別化に、と外販を妨げる理由にならない(下記でコメントしたが、シャープの大きい敗戦理由だった)。
    あと個人的には記事とは異なり電池は川上部分と川中部分があると思っている。電池は化学と制御。制御は複数の電池を組み合わせて、出力や安全性を制御するモジュール部分で、こちらはより組み立て要素が強い。Teslaもここは自社。一方、自社か素材メーカーと連携するかはあるが、充放電という化学反応をどうするかは化学部分。電子部品でも記事の三社のようなセラミクス系は、焼成前の素材開発含めて化学・プロセス産業系。その意味では川上とも言えると思うし、少なくとも「最強の川中」の要素は強いと思う。
    あとは広がる中での投資競争に負けないで欲しいし、そのために知財競争もスマートにやってほしい!
    https://newspicks.com/news/4165169


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