スパコン「京」幕下ろす 世界一計算速度、運用7年
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改めて思い出される。
「2位ではダメなんでしょうか?」これはこの京から生まれた言葉。多くの人はここで「2位ではダメ」で止まっている。
では「2位を1位にするために必要な費用を賄うため、税金を上げて宜しいでしょうか?」と聞くと、「それは話が違う」となる。違わない。2位を1位にするには相当な開発への投資は必要である。
確かにあの指摘から、単純な能力でなく実用性を求めた形になった。その意味では良かったのだろう。でも、この部分は忘れてはいけない。
私は、その予算があるなら、各大学や研究所にでも1台でも多く、もう少し性能のおとしたもので良いから、回していただけた方がありがたいと思う。MathematicaやMatlab並が問題なく高速で回せるワークステーションが不自由なく使えるところが至るところにあった方がよほどましだが。神戸で行われたシャットダウンのセレモニーに出席しました。
ライトダウンをしながら、徐々に、「京」の電源を落としていく演出も見事でした。
後継機は「富岳(ふがく)」。
「京」の100倍の性能で、社会の新たな発見に貢献し、富士山のごとく一番をめざしていくということで、大いに期待されます。
ところで、最寄りの「京コンピュータ前駅」の駅名は、どうなるのか気になりますが、まだ決まっていないということです。