[東京 30日 ロイター] - 総務省によると8月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は101.7となり、前年同月比0.7%上昇した。ロイターがまとめた民間予測、プラス0.7%に一致した。前年同月比の上昇率は7月の0.9%から縮小し、2018年6月以来、1年2カ月ぶりの低水準になった。

原燃料費の下落がタイムラグを伴って影響。新米が出る前に一部店舗でセールが実施され、コメの価格も下がった。6月に携帯電話の大手キャリアが新プランを出したことによる影響も続き、通信料も下がった。

東京都区部の総合指数は前年比0.6%上昇した。生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数は前年比0.7%上昇した。

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(和田崇彦)