【地球コラム】それでも韓国を知らなければ策を講じられない:時事ドットコム
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>日韓GSOMIAの破棄において、日韓対立を「日米韓」の安保連携にまで拡大することに対する米国からの警告を振り切った背景には、ハノイでの決裂に見られるように北朝鮮に対して一切妥協しようとしない米国の姿勢に対する不満がある。
(中略)
日韓はとかく歴史問題をめぐって対立しているといわれるが、それ以上に、将来ビジョンをもはや共有し難くなったがゆえに、過去の否定的な側面だけが強調されるのである。「歴史問題」ではなく「歴史認識問題」という見方が一般的なのも、歴史とは単に過去の事実の集積であるのではなく、現在においてどのように「認識」されるかによって常に「再構成」されるからである。しかも、「歴史とは、現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話」(E・H・カー〈清水幾太郎訳〉『歴史とは何か』岩波新書、1962年)であると同時に、「未(いま)だ来たらざるもの」をどのように思い描き(envisage)、築いていくか(construct)によっても変わってくる。