朴前大統領の審理を差し戻し 韓国最高裁、収賄罪は成立
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朴前大統領の審理を差し戻したことによって朴前大統領の早期赦免を要求することも難しくなりましたね。これについて韓国の保守派の批判が出ている中、最近韓国では保守派が団結できずどんどん分裂している難しい状態になっています。
差し戻しの理由:
・職権濫用と強要罪
・賄賂を受け取ったとして収賄罪
上記2つの罪で懲役25年、罰金200億ウォンが求刑されていたが、韓国の公務員による収賄罪は被選挙権に関わる罪であり、他の罪と別途求刑される必要がある。そのため、2つの罪を分けて求刑するように差し戻した形になる。
通常複数の罪をまとめると求刑期間は短く、罰金は安くなる傾向があるが、この差し戻しにより、求刑内容はもっと重くなる可能性が高くなった。文大統領により任命された裁判官が朴前大統領を徹底的に潰している。パク大統領と友人のチェ・スンシル氏については刑期に多少影響がある程度。
問題はイ・ジェヨンサムスン電子副会長です。1審は実刑判決が下りて拘置所送り、2審判決にて量刑が減り執行猶予。しかし最高裁においてはチェ・スンシルの娘に与えた馬が賄賂にあたる、それによってサムスングループ経営承継における便宜をパク大統領に図ってもらう意図があったと、2審の判断を覆しました。これによって最少量刑は5年以上の実刑となり執行猶予は不可能。
イ・ジェヨン副会長は自由の身のまま裁判を続ける事になりますが、かなり長い裁判となりそうです。