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数字の読み方がわかっていない記事ですね。
よほど韓国に反発させて日韓関係を悪化させたいのでしょうか。

7月から個別許可がスタートしたら、許可が下りるまで平均で4、5週間。最初は提出書類に慣れないのでもうちょっとかかるでしょう。それでも90日まではかかりません。
この過渡期は輸出が落ち込むのは当たり前で、韓国企業も織り込み済み。

むしろ7月は輸出がゼロになっていてもおかしくないのに、17%も入っていることに着目すべき。
これはこれまでも全て包括許可で輸出していたのではなく、個別許可で輸出されていたものもあったということ。

まぁ、韓国の半導体の販売減から減産していること、在庫もあることから、過渡期は十分しのげると多くは見ている。

それとフッ化水素のその他2品目はまるで状況が違うので参考にならず。あとの2品目はほとんどは規制対象外で量産品に使うものは自由に輸出されているので問題なし。

不勉強の典型の記事です。
パブコメと周知期間を経て施行された他品目と異なり、措置の導入が早かったので手続きが間に合わず、7月(+1,2カ月くらい?)は大きく数字が減るのは想定内。

半導体需要自体が落ち込んできているようですので、その後、反動増があるのか、結果的に減産や在庫調整で吸収されるのか、あるいは、疑惑とされていた横流しを追認する(横流し分の購入が難しくなって輸出量が減る)結果となるのか、このあたりをきちんと見ていかないと意味がありません。

輸入している韓国企業自身が何らか影響を語るのなら理解しますが、貿易統計の数字だけ見て反発必至、というのは意味がわかりません。
これって、韓国政府が発表して韓国メディアが記事にすれば良い内容ではないでしょうか?

日本視点だと輸出、韓国視点だと輸入になるだけです。
日本のメディアならば、もっと日本人が知るべき話題を提供して欲しいものです。

一つだけ、この手の取引は円建てなんですね。
昨今の円高ウォン安は、韓国にとってはダブルパンチではありますね。
既にこうしたことを織り込んで韓国株は下がってたわけですよ。
逆に一時的でも影響が出なければやった意味がないので良いと思います。