[ソウル 28日 ロイター] - 日本政府が28日、輸出の優遇措置を適用する「ホワイト国」から韓国を除外する政令改正を施行したことを受け、韓国は日本の大使を呼び出し、除外決定の撤回を求めて正式に抗議した。

韓国外務省当局者が明らかにした。

韓国政府当局者はソウルで開いた会議で、影響を受ける業界のサプライチェーン安定化に向けて2020─22年に5兆ウォン(41億2000万ドル)を拠出することでも合意した。

李洛淵(イ・ナギョン)首相は会議で「状況をさらに悪化させる行為を控え、関係修復に向けてわれわれの対話の申し入れに真摯(しんし)に応じるよう日本側にあらためて求める」と述べた。