ザ・ボディショップが挑戦する「香りの可視化」と、その先に目指すもの
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化粧品のEC化率が他のものより低いことは有名な話だと思います。やっぱり日本の消費者は香りやテクスチャー、使い心地などを試して化粧品を買う習慣があるため、化粧品業界でもEC化率をどう伸ばせるかが大きな課題になっています。
ザ・ボディショップが香りの可視化に挑戦することは面白いですね!しかし、ザ・ボディショップの場合は香りの種類が多くて香りでモノを選ぶ傾向が強いため、良いチャレンジだとは思いますが、他の化粧品だと「人それぞれの肌に合うか合わないか、トラブルは起きないか」がもっと大事なポイントであると思います。嗅覚で感じることを視覚で想像する。
感じ方は、香りだけではなく、味など他の互換への刺激も同様に、人によって違います。
自分が好きな香りを見つけた後に、その香りのドットパターンを、基準として持っておく。そうすれば、ECでも似た香りの製品を探しやすくなりますね。
まあ、自社製品であれば、複数製品カテゴリーにまたがって、同様の香りシリーズをつくればいいだけのことですが。
もちろんこの香りドットパターンが他社製も含めたすべての香り製品に導入されれば、便利になりますよね。
一人ひとりが香り探しに使うリファレンスとしての可能性はありそうです。人間の嗅覚・味覚は検知するものが視覚や聴覚と違い物質そのものなために、遺伝子やその発現度合いによって、検知できる物質/その感度の個人間のばらつきが大きい。そのため、同じものの香りを嗅いでもその印象は細かいところでは百人百様になりうる。
そう考えると、共通する大きな軸となる特徴を使って視覚化するというのは、当面のところ最適なアプローチかも知れない。
例えば、日本酒のフレーバーのレーダーチャートでの視覚表示は、色々な形はあるけれども時間をかけて浸透してきているように感じる。
https://sakenowa.com/area
なお以前からoPhone DUOのように香りをそのものを遠隔に伝達する技術は、開発されるものの未だ実用化には至っていない(私の知る限り)。
https://toyokeizai.net/articles/amp/41444?display=b
一方で、ニオイを可視化するセンサーは絶賛開発中の模様。
https://aromabit.com/