日本人は医療費増大の本質をわかっていない

東洋経済オンライン
菅原 一輝(以下、菅原):日本の医療費の増大が指摘されています。このままで、日本の医療・社会保障制度は大丈夫なのでしょうか。佐藤 啓(以下、佐藤):日本の社会保障は、「中福祉・低負担」だといわれていま…
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医療費問題、、、

これからはコストエフェクティブを評価したエビデンスのある予防医療を進めていくことが1つの方向とのこと。

それをゆっくりとしていは結局意味がなく社会実験とともに、有効性のあるものを実装していく政策までスピード感を持ってできるのか。

例えば1日5分の散歩が健康に良く医療費を下げるとわかったとして(その有意差が出るのに何年くらいの実験が必要だろうか)、それをナッジやインセンティブ(これが削減される医療費より小さくないと意味がない)などで誘導できる政策が出てくるのか。

しかも医療費の増大する速度に対して経済成長が負けている分を補うだけのものでないと、結果的にはsustainableな社会保障制度にならない。

こういった議論は必要だし、もっと進めていきたいと感じるものの、簡単ではない。
制度が維持できなくなれば、結局は社会保障の一部を諦めざるを得ない。医療か、年金か、何かはわからないが。