薬剤使わず木材に耐久性 日高機械、アセチル化処理装置
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これまでも、アセチル化(窒素化)する方法は温度をかけて窯で煮る方法が、存在して既に市販されていましたが、マイクロ波(電子レンジ方式)を用いて木材の中の水分を抜きながらアセチル化(窒素化)する装置になります。
マイクロ波は、電子レンジと同じ原理ですが内部から加熱がされるため中の水分が抜けやすい特徴があります。窒素を入れることで酸化(焦げ)を防ぐこともでき一石二鳥の処理なのかと想像しました。
一方で風合いは変わらないとされていますが、窒素処理された木材の風合いは古材のようになるため変化があると想像します。
写真で見る限り、厚みのある木材で特殊用途を狙った装置のように感じます。「木材は伐採後20年以上自然乾燥する必要」と本文中にありますが、一般的にそこまで乾燥に時間をかけるものは、神社仏閣など宮大工さんが使われる木材などに限られると思います。3年程度が通常だと聞いています。