英財務相、20/21年度歳出計画を9月4日に発表 教育など拡充
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要するに、先行き不透明なのだろう。ドイツ銀行出身のジャビド氏は、財務相に就任した当初から強気で、英国経済はEUからの合意なき離脱に十分に持ちこたえられると述べていた。一方、米国のトランプ大統領は、合意なき離脱は英国経済を弱らせると踏み、そこを突いて米英の個別貿易協定を結ばせようという算段である。だからこそ、トランプ政権は、合意なき離脱に大賛成しているのだ。
言うまでもなく、Brexitの展開如何によって財政の先行きには大きな不透明性があります。
経済の展開如何では財政面からの刺激が必要になるだけでなく、離脱清算金の扱いもあります。加えて、市場の反応によっては、Giltsの利回りに上昇圧力がかかるリスクもあり、ファンディングコストのような要素も考慮に入れる必要がある訳です。