「夢を持て」と強要する、大人たちがダメすぎる
東洋経済オンライン
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大学でキャリアの授業をする際に気をつけるのはまさにここ。
いわゆる成功者が頑張れば夢は叶う!と言い続けても、それは貴方がたまたまそうしたタイミングを掴んだだけ…と捉えられてしまいます。
それよりもリアリティとしてのブラック企業だったり、家庭での課題であったり、そうした姿を見せる事で学生が自分のキャリアに正面から向かい、自分は何を成したいのか?を考えるスタートラインに立ちます。
夢を持たせるよりも、多様な選択肢を提示していく。そして自ら考える機会を作る。その方が大切かと。わが家には4歳と0歳の男の子が居ますが、お兄ちゃんは将来「仮面ライダーV3」になりたいそうです。
この状況で「仮面ライダーは実在しないよ」「V3にはなれないよ」といった教えを説かないですよね。笑
仮面ライダーになるには正義感や責任感、強靭な肉体や運動神経が必要で、それを学んで身に着ける過程で別の現実的な夢を抱いた時に、シフトチェンジ出来る環境を提供することが大人の努めだと思います。
夢を育むことも重要ですが、まずは夢を抱くモチベーションを育む事にトライしていきます。夢=職業とは限りません。そして、夢を持とうにも、認識している世界が狭ければ、持つことすら叶いません。
今の自分を振り返って、少しでも興味・関心のあるものから世界を広げていき、自分の関わり方を見出せるようになれば、夢にもつながります。無理に夢を持つよりも、いつか湧いてくるものだと割り切って、好きなことなどに没頭することが大切だと思います。
私は、夢は実現するものではなく、追い続けるものだと思っています。職業で考えるのではなく、在りたい状態を考えたいです。