概算要求 過去最大の105兆円程度に 年金や医療費など費用増で
コメント
選択しているユーザー
団塊の世代が全員後期高齢者になる2025年、2030年頃まで高齢化の山は上がり続け、医療費や介護費の増大から益々歳出は増え続けるでしょう。プライマリーバランスをいかに黒字化させ、どうやって借金の返済をしていくのでしょうか。。
注目のコメント
少子高齢化が進む限り、社会保障費はふくらみ続けます。消費税を少し上げるぐらいではとても追いつかない計算がある一方、財政健全化重視の緊縮策では逆に税収が減りかねないリスクもあって、国債依存を続けながらの膨張はしばらく続きそう。2000年代に自民党内を二分した「財政出動派VS財政再建派」の激しいバトルがいまの政界でほぼみられなくなってきたのは、隔世の感があります。
民主党政権になった最初の予算編成で90兆円を突破し、この政権は大丈夫かと危惧しました。それが軽く100兆円を超えてしまう怖さ。それもアベノミクスゆえなのか、社会に危機感がまったく共有されていません。そのことが一番恐ろしいと思います。異端の経済学説、MMT・現代貨幣理論は実は正しいのだと現政権は主張しているのでしょうか。
それでも15兆円程足りないと思う。
現在はデフレで苦しんでいるのだから、消費増税はせずに、長期計画の基で120兆円規模の予算を計上すべきだ。
そもそも、資本主義が「緩やかなインフレ」を前提としたシステムである。
従って、
・GDPの上昇に伴って、政府の支出金額は自ずと増えるのが正常な状態。
・政府の累積債務は自ずと増えるのが正常な状態。
・政府の収支は「赤字」が正常な状態。
と言える。
これは下記グラフを見ればよく解る。
http://www.komei.or.jp/km/tanabe/files/2017/03/6c10289d74f689b5e338105e07322be2.png
従って一方で、
・政府収支の黒字はバブル等の異常な状態を示すため、好ましくない。
・政府の累積債務の削減は、国民の資産を消滅させる事を意味する。
・現在はデフレという異常事態なのだから、政府赤字をもっと拡大させなければならない。
とも言える。
このことから、「これ以上、借金を増やすな」「これ以上、支出を増やすな」みたいな論調は、資本主義の否定に他ならない。
問題は政府修士の「赤字の幅」の大小なのだが、現在はデフレなのだから「デフレから脱却するまでは、赤字幅をもっと大きくすべき」状況であるというのが、資本主義システムの仕様。
※資本主義がお嫌いなProピッカーの方もいらっしゃるようで。