【蛯原健】中国の次にくる「最後の大国」

2019/9/4
今やテクノロジーの理解は、すべてのビジネスパーソンにとって「必修教科」だ。
とりわけ注目したいのが、中国に肩を並べる12億人という人口を抱えており、優秀なテクノロジー人材を輩出している「最後の大国」と呼ばれるインドだ。
グーグル、マイクロソフト、アドビといったテクノロジー企業の経営陣にはインド人が多く、シリコンバレーはもはやインド人材なしでは稼働しないと言われている。
彼らは、世界にどのような影響を与えているのか。
インドのベンチャー企業に投資をしており、著書『テクノロジー思考』を上梓したばかりの、リブライトパートナーズ代表の蛯原健氏にその奥深さを聞いた。
蛯原健/リブライトパートナーズ 代表パートナー。横浜国立大学経済学部卒、ジャフコに入社。 2008年に独立系ベンチャーキャピタルとしてリブライトパートナーズを創業。  現在シンガポールに在住、事業拠点はインドと東京の3拠点
「インド移民一世」に注目せよ
──いま印僑が注目されている理由とは。
世界のテクノロジー産業を見渡した時に、まずインド人の「移民一世」の強さが浮き上がってきます。
著名な産業レポート「インターネット・トレンド・レポート」(2018年版、メアリーミーカー調査)によると、米国のユニコーン企業の創業者うち、インドからの移民一世は際立って多いのです。