すべての電力を再生可能エネルギーで供給する鍵は「地中」にあり:地熱発電の展望と課題
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海外ではアイルランドが地熱発電により電力の100%を賄っていて、インドネシアやケニアでも多くの地熱発電所があり、日系商社による出資やプロジェクトファイナンスが組まれています。
ファイナンスが着くところまできているので、技術リスクは取れるリスクです。
日本で地熱発電が普及しないのは温泉との関係で地域との調整の必要があったり規模が小さく火力発電の方が効率がいいからと言われています。
https://www.scandinavia-ex.com/blog/item/10704.html日本の地熱発電所適地の多くは国立公園内にあって各種規制がうるさいのと、温泉事業者の反対があるので、容易ではない、と聞いたことがあります。
どちらも、「優先需要にを考えてくれ」と言いたくなりますが、それがダメでも環境に優しい地熱発電の技術を開発すれば良いだけの事ですから、是非頑張って欲しいですね。シェールオイルの掘削は、環境上の懸念がありますが、その技術と経験を、他の再エネにはない安定稼働という特長を有する地熱発電の開発に生かすことができたら、すばらしいですね。