1兆円メガ薬局の誕生 マツキヨ&ココカラ統合で突入する巨大再編時代
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マツキヨとココカラの提携により、化粧品の開発と販売力が上がる→優位性強化につながる構造は興味深い。
マーケティングミックス視点で整理
商品戦略
PB、特に化粧品強化
価格戦略
スケールメリットにより低価格販売
流通戦略
統合により物流効率UP +店舗拡大により顧客接点拡大
広告戦略
PB強化に合わせて商品を軸にしたプロモーション
統合した会員データを活用したデジタルマーケティング
"化粧品販売におけるマツキヨの強みは、登録販売者の資格を持つ化粧品担当者がカウンセリングで得た、膨大な顧客データにある。
マツキヨはこのデータを化粧品メーカーにフィードバックして商品開発を進めており、ここにココカラの顧客データが上積みされれば開発レベルは高まり、より洗練される。現在10%程度のマツキヨのPB売り上げ構成比はさらに拡大するとみられ、ココカラとしてもマツキヨPBで販売力を強化できるのだ。"この記事には「PBの開発力向上」とありますが、マツキヨにとっては既存PB(プライベートブランド)強化と言っても良いですね。
新規出店でPBを拡大させるよりも、全国のココカラファインにマツキヨPBを置く方が効率的ですから。
また、ココカラファインは日本の小売業で初の認証「PB商品の開発・生産・管理」で品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」の認証を取得しており、そういった点もPB強化を目指すマツキヨにとっては良かったのかもしれません。
https://r.nikkei.com/article/DGXLRSP510633_Y9A520C1000000?s=1
ちなみにマツキヨの強みであるとされる化粧品ですが、マツキヨのPBである「アルジェラン」は、所謂NB(ナショナルブランド)の廉価版のイメージを払拭するため、パッケージも含めかなり気合入ってます 。
『アルジェラン HP』
https://www.matsukiyo.co.jp/mkc/argelan/