【ロボット×AI最前線】ロボットの嗅覚開発！【人工知能最新論文】

コメント

注目のコメント

• 大場 紀章

  エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

  ・2019年08月26日

  「匂い」は、五感の中では触覚に次ぐフロンティアで、視覚・聴覚に次ぐモーダリティとして期待されるところですが、匂いに注目したテクノロジーを使ったスタートアップは数あるものの、あまりうまく言っている印象はないですね。
  
  この論文では、人間の感性というよりは、どちらかというとスタンドアロンでガス検知ができるロボットに着目し、"e-nose(電子鼻)"の開発動向がレビューされています。
  
  確かに、人間が生活をする上で匂いで判断する場面は結構あるので、「電子鼻」が実装されたロボットが実現できればできることは広がる気がしますが、ガスクロやエムエス（質量分析計）が使えない中で、分子分類および濃度検知をスタンドアロン（つまり観測環境を選べない）で高速に行わなければならないことを考えると、そのような方向性で分子分析危機が発達してこなかったことを考えると、結構ハードルが高いなと。カメラのように小型化の汎用品が売れるわけではありませんし。
  
  単にガス漏れ検知以上の価値を出さないといけませんね。
  
  抄訳では、匂い検知に関係するFig.３やFig.５が紹介されていないのが残念に思いました。
• 水谷 健

  Parks, Inc. CEO

  ・2019年08月25日

  5年に渡るプロジェクトIROの結果として、嗅覚と視覚を組み合わせたロボットアプリケーションの開発と経験についてまとめた論文の紹介記事です！