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記事の「シリコンサイクル」という言葉を、深堀して解説。

大体の電子部品は「価格下落と性能上昇で需要増加」という特徴を持つ。
私たちはこの恩恵を享受し、例えばPCやスマホ、昔と同じか安い値段ではるかに進化したものを手に入れることができる。逆に電子機器以外ではこんなことはほとんどない(例えばコーラ)。
テクノロジーの進化やそのスピードを理解するには、電子機器やそれを構成する電子部品は「デフレ的」という理解が根幹。

シリコンサイクルに戻ると、端的には半導体の好不況の波で、数十年繰り返されている。ではなぜその波が繰り返すのか?それは半導体の特性と、人間の期待が関わっている。
安くて性能が良ければ需要は増える。半導体の計算・記憶は回路が司る。同じ回路を小さく作れれば、原材料は少なく、電気の通る距離も短くなり抵抗損失も発熱も減り、いいことずくめ。
半導体は同じ回路をより細かく描く「微細化」をずっと進めてきた。微細化でコストを安くし、さらに回路の機能を増やしてきた。
でもより細かく回路を描くことは難しい。だから最初は歩留まりが悪く、必要な量が作れず低い歩留まりを前提に過剰な設備投資が起こりがち。また昔はイベント前にテレビ需要が増えたり、新しいWindowsが出る時に需要自体も期待も過剰になりがちだった。過剰投資で供給過剰になると通常より価格下落し、投資余力が減る。でも価格下落は需要も喚起し、また需給がタイトになって設備投資が進むタイミングに変わる。そしてタイトになりすぎると、半導体では通常起こらない価格上昇が起こる(約1年前までのNAND・DRAM)。
ここ5年ほどはメモリ以外はシリコンサイクルは小さかった。それはスマホとデータセンター需要がずっと伸び、またスマホのモデルサイクルがPCとは違い毎年で、需要が安定的だったからというのが通説。その中でメモリだけは技術が3DNANDに変わったりもして、歩留まり改善に時間がかかり、数年タイトな状態だった。

なお、若林さんや杉浦さんのコメントのように、半導体は種類が色々ある。計算・記憶ではなく、アナログ・デジタル変換のアナログICや電力制御のパワー半導体などは違う要素の影響が大きい。あと自動車も電子機器と比べると製品サイクルが長い(電子機器数年、自動車10年前後)ので、毎年の需要変動も相対的に少ない。
製品でカテゴライズするのではなく、戦略とか、別の切り口が必要だろう、一番いいのは、なぜ、日本は、ファブレス半導体が小さいのか、ファウンドリやEMSがないのか。である。
車載半導体の実態がよくわかるレポートです。多岐にわたる製品群がありますが、それらが有機的に作動するかが心配にもなりました。個社が強くても、接続で負荷のかかり方が違う。パーツではなく、トータルなソリューションを提供できるところが強いと感じました。

日本企業連合で、果敢にチャレンジしてほしいものです。
真摯な回答に期待を感じます!油断せず、頑張って欲しいです。
日本企業が変化に弱いなら、何百年も続く企業が日本に多い理由が説明できないよねー。
この連載について
「日の丸液晶」ともてはやされたジャパンディスプレイ(JDI)が瀕死に陥っている。電機を始めとする日本の製造業は、なぜ敗戦を続けてきたのか。その「本質」を読み解くとともに、未来への勝ち筋をレポートしていく。
ルネサス エレクトロニクス株式会社(英語: Renesas Electronics Corporation)は、東京都江東区に本社、川崎市中原区に本店を置く大手半導体メーカー。三菱電機および日立製作所から分社化していたルネサステクノロジと、NECから分社化していたNECエレクトロニクスの経営統合によって、2010年(平成22年)4月に設立された。 ウィキペディア
時価総額
1.24 兆円

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