新着Pick
91Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
前回のカナダ同様、今回も具体的な成果への期待値は低い。マカロン大統領は共同宣言を最初から諦めている。西側メディアは、G7ではなく、G6+1と皮肉を込めて呼んでいる。アメリカ対G6の構図があまりにも露骨なため。ただ、アマゾン火災による環境問題への危機感の高まりがあるので、せめてこの問題だけでも抜本的な進展があると良いのだが。
G7の起こりは、もともと中東戦争をきっかけとした石油危機に対処することでした。冷戦におけるソ連との対峙というより大きな背景もありました。そのために、西側の主要先進国が毎年集まって共同で対策を決める、という動機がありました。
 今現在、石油危機も冷戦も過去の話ですが、共通の課題がないわけではありません。気候変動、中国の台頭、ロシアによる安全保障の撹乱、難民問題などです。しかし、これらの問題に「西側」先進国が一致して共同で対策を立てよう、というコンセンサスはありません。日本の外交は、冷戦時代のG7のあり方をどの国よりも望んでいるところがありますが、他の国は、ドイツやカナダを除けばそうでもありません。
 なぜこの7カ国なのか、代わりに中国と組む方が得ではないか、難民問題は自国の問題ではない、とか、そういった利益の不一致から、7カ国で共同の行動をとる、ということはもうできそうにありません。
ロシア抜きのG7に、ロシアが弾道ミサイル発射実験で存在をアピール。北極圏に近いバレンツ海から潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「シネワ」と「ブラワ」の発射実験を行い、成功したと発表しました。

今回のサミットも、トランプさんに振り回されるのでしょうね。隔たりは大きく、その溝を埋めようとはしていません。米国についてこい、の一点張りです。
大国の1つとなった中国が入っていないので、G7の位置づけって微妙になりましたね。

また、欧州の国々にとって北朝鮮の話なんぞ極東地域の一問題に過ぎず、興味薄でしょう。
G7では地球温暖化対策で合意を導き出してほしい。深刻な異常気象が続いているとき、日米欧の協調が喫緊の課題
「アメリカとヨーロッパ各国との意見の隔たりが大きく、討議の成果を包括的に記した首脳宣言の採択を初めて見送る方向」・・・ 米欧の結束が緩んで力の空白が生まれれば、必ずどこかがそこを突いて勢力圏を広げるのが世の常です。ロシアによるクリミア半島併合なぞはその表れ。中国の活発な動きや北朝鮮の挑発的な行動もそんな側面がありそうです。欧州の関心が比較的薄い東アジアの我が国周辺も安定しているとは言い難い。漠たる不安が湧いて来る (・_・;
全体会議が協調姿勢を示す事が難しくても、首脳が会って話し合う事だけでも大いに意味があります。最低限、決裂しないように皆が其々に努力するでしょうから。
P.S.
全体会議とは別に、個別の会談も多数開かれるでしょうから、そちらの成果も期待できます。
安倍総理は、各国首脳と良い関係にありますから、様々な成果を持ち帰ってくれると期待しましょう。
財政で景気の下振れをサポートするしかないですが、ドイツがポイントですね。