[23日 ロイター] - 関係筋によると、米電気自動車(EV)大手テスラ<TSLA.O>は、上海工場で生産するEV向けの電池を韓国のLG化学<051910.KS>から調達する方向で協議しており、交渉は進んだ段階に入っているもようだ。

パナソニック<6752.T>が現在、テスラ車の電池セルを単独で供給しているが、テスラは主要部品の調達先の多様化を進めているとされる。

ブムームバーグは23日、テスラがLG化学からの電池調達に合意したと報じた。LG化学の電池は当初、上海近郊の工場で生産する「モデル3」向けに使われるとしている。

関係筋によると、テスラは生産の初期段階では依然としてパナソニック製の電池を使用するとみられる。将来的には地元メーカーを含む他のサプライヤーから調達する意向だという。

ロイターはテスラにコメントを求めたが、今のところ応答はない。LG化学はコメントを控えた。