JP労組大会が閉幕 郵政経営陣の責任論噴出
コメント
注目のコメント
日本郵政の給与補填のニュースにも違和感を感じたが、このニュースにも違和感を感じる。
『正しい情報が伝わりにくい組織構造や経営管理手法の改革を怠ってきたとし、「経営陣の責任は極めて重い」と断じた。』
この点はその通りかもしれない。
しかし、組合員の中からノルマ達成のためとは言え保険の販売方法に問題を感じる人はいなかったのか? そういう人はいたが組合に声が上がらって来なかったのか? 上がって来ていたが組合として声を上げることをしなかったのか?
この点が抜けているのが違和感の理由である。
このニュースを読んで、経営陣の責任を言うことは間違っているとは思わない。が、組合はどうなのか? 責任は無いのか? と思った。
トップから目標(≒ノルマ')とともに販売指示が出されたら、それが詐欺まがいの行為であっても従うのか? やってから文句だけ言うのか? 詐欺まがいという疑問も持てない認識で販売行為をしていてのか?
いずれでも無いと思いたいが、この記事だけだとそう思えてしまえる。
一言、経営陣の責任は重い。「が、組合としても問題を早期に指摘し経営陣を正せなかったことに責任を感じる」と付け加えることはできなかったのかと思う。
※ちゃんと組合の責任も述べられていて、記事にないだけだとしたら申し訳ない。会見で社長さんらが謝るシーンを見るにつけOBとして心が痛みます。が、日本郵政、日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の社長に郵政OBはいません。取締役の中で郵便局の現場を経験する人は、日本郵政15人中1人、日本郵便12人中3人、ゆうちょ銀行13人中1人、かんぽ生命10人中ゼロ。経営と現場の距離は大丈夫なのかなと心配します。
JP労組は元は民営化前の郵政公社時代に二つあった労組が統合された組織なんですね。
ということは一言言えるのは「お前が言うな」ということ。長年に渡って良くも悪くも労使でやってきたわけで、不正を知らなかったはずもないし、防止できたかもしれない。同罪ですよ。