【解説】元営業部長が明かす、騙しの手口

2019/8/23
うのみにすると騙(だま)される。「セールストーク」と割り引いて考えても騙される。
投資の一つとして、若者にも人気のある不動産投資だが、「かぼちゃの馬車」の運営会社の倒産や、TATERUの預金通帳改ざんなど、問題は絶えない。
どうして不動産業界では、こうした問題が発生してしまうのか。
不動産販売会社の元営業部長で、業界で見聞きした不動産業者のセールスの手口について解説する本を出版した不動産コンサルタントの前田浩司さんに話を聞いた。
前田浩司(まえだ・こうじ)不動産コンサルタント、ファイナンシャルプランナー、株式会社ラソ・トラスト代表取締役。1967年生まれ、兵庫県出身。大阪体育大学卒業後、大手マンション販売会社を経て、マンション販売会社の取締役営業部長。2015年に現在の会社を起こす。著作に『元営業部長だから知っている 不動産投資騙しの手口』(秀和システム)

顧客を「騙す」営業マンたち